朝霧JAMS'の朝霧高原を学ぼう!レポート「たい肥化」取材記録

1. たい肥と朝霧JAMとの関係
たい肥とは・・・
わら・草・大小便など、廃物を積み重ね、腐らせて作った肥料。積みごえ肥。
(岩波国語辞典第4版より) 

「え?そのたい肥が朝霧JAMとどうつながるの?」

と、そんな声も聞こえてきそうですね。では、私たちがどんなところに目を向けて、取り組んできたかを紹介します。


2.環境にやさしいリサイクル→朝霧高原牧場の「たい肥化」プラント

 牛が排出した糞尿をたい肥化して、牧草地に撒いて牧草の発達を促し、その牧草を牛が食べて良い乳を出し、そして、再び糞尿として排出する。

 また、牛舎のベットづくりや、有機栽培の野菜づくりにも活用するという、まったく、自然の営みに適ったリサイクル!これが、朝霧高原で酪農を営む皆さんの「たい肥化プラント」である。

 朝霧JAMは、ただの音楽フェスティバルではありません。皆が音楽を愛し、キモチよく感じるのはなぜか?

 そこに富士山の雄姿が、そして朝霧の静謐な自然がある、世界中でオンリーワンの、神様が与えてくれた自然環境との調和を目ざす、音楽フェスティバルなのです!

 では、実際にこの大切な自然と調和した音楽フェスティバルとするためには、私たちはどう行動すれば、環境を守りながら、人や牛さんの生活の場でもある朝霧高原と、調和することができるのでしょうか?

 朝霧JAMS'では、いつも悩み、語り、そしてさまざまな活動につなげているのです。

 2002朝霧JAMでの実験が、会場内で使用した紙食器のたい肥化プロジェクトでした。


3.たい肥化実験のきっかけ

 さて、発端は2002年フジロック。飲食エリアで全面的に導入された紙食器(燃やしても有害ガスは出ず、土に埋めれば土に還る)を、朝霧の地で土に還元することにより、フジロックから朝霧JAMへと繋がるリサイクルの輪が出来まいか、との試みが行われたとのことでした。

 朝霧JAMでは、私たちの取組みに賛同してくれる紙食器の取扱い業者を探すことが第一歩でした。結果、富士宮市内の株式会社佐野包装さんに協力してもらい、葦(あし)製品の紙食器をJAMに導入したのです。
 
 また、たい肥化プロジェクトを進めるため、日頃から、有機農法の実践家であって、からだにやさしい「朝霧放牧牛乳」を生産している中島邦造さんご一家の「なかとみ牧場」に協力お願いしたところ、快く承諾していただきました。

 なかとみ牧場のたい肥化プラントがあってこそ、この朝霧JAMS'のプロジェクトは行うことができたのです!

なかとみ牧場のたい肥化プラントのシステムはこちら


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