朝霧JAMS'の朝霧高原を学ぼう!レポート「たい肥化」取材記録

2002年
2002年9月28日
 〜29日
(朝霧JAM当日)

 お客さん・ボランティアの協力のもと分別・回収された使用済み紙食器が、9月29・30日の両日にわたってボランティアの手により初めてたい肥化プラント第1のブースに投入されました。 いよいよスタートです!


プラントに投入する際の注意点は次のとおりです。
・ わりばし、つまようじ、わりばしの袋、タバコの吸殻などの異物を除く
・ 紙製とそうでないもの(発泡スチロール製・・・おそらくお客さん持参)をしっかり見極めて分ける

以上を厳守し投入。さて結果は?

2002年10月13日
(約2週間後)
 2つ目のブースの中で、まだ食器の形は残っている状態。でも、手にとって見ると、意外と発酵が進んでいて、すでにフニャフニャ&ホカホカでした。素手で触るとヤケドするほどの熱さなのです。その後、貴男さんの手入れによってたい肥化は進み、
2002年11月2日
(第3ブースから投入後約1ヵ月後)
 4つ目のブースに移されていました。たい肥の表面に浮いているものは依然として器の形を残しているものがあるものの、白カビがすっかり繁殖していて、ほとんどのものはたい肥となっていました。
2002年12月中旬

 完熟たい肥は、翌年の牧草を育ているため、12月中旬、放牧場に散布されました。
 結果、ほとんどのものは腐敗してたい肥となっているものの、いくつかは、まだ紙食器だったことがわかる物も残っていました。黄昏の牧場内を歩きながら、何とか冬を越え、春までには土に還って欲しいと思いました。

2003年
2003年6月29日
(散布後約7ヵ月後)
紙食器たい肥の撒かれた牧場を確認調査しました。
地雷&電流線(物騒な表現だなあ)を避けつつ、フカフカのあぜ道を歩きながら、牧草地をチェック!
たい肥が撒かれた牧場は青々と牧草が茂っていて、たい肥そのものは土に還っていました。
   でも、よくみると、ほんの一部はまだ紙食器らしきものも見られます。最終的には、牛に踏まれたり、風雨に晒されたりしているうちに土に還るとの期待と課題も残して、2002版紙食器たい肥化プロジェクトは終わりました。 
 邦造さんは、「たい肥化実験をしているのだから、いろいろ問題が出てくるのは当然のこと。大事なことは、リサイクルへの取組みという方向が正しいことであり、1人でも多くの人が実践していくことであること。失敗があれば、次回にその対応を考え実践すれば良いですよ」と話してくれました。 

 2002朝霧JAMの紙食器、確かに、朝霧高原に還りました。少しながらも朝霧の大地で、リサイクルの輪を形とすることが出来て幸いです。これをきっかけに、朝霧から大きなエネルギーをもらえると嬉しいですね。

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